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【全話版】ストリート・キス
第7章 彼女ルールのおさらいと招かれてセックス
まあ、僕が悪いからどんな風に言われようとも仕方がないさ。はあ…。
「ねえ。今度の土曜日とか何か予定ある?」
「土曜日ですか?」
「そうだよ」
急に話題が変わった。急いで頭を切り替えねば。
「土曜日は、特にないですね。デートしますか?」
デート云々は半分本気で半分冗談だった。聞こえたはずの彼女はそれに答えずこう言った。
「うちに来ない?」
「はぁ…?」
…うちって…まさか僕を自宅へ呼ぶのか?!
彼女の真意がわからない。絶句してしまった。
「うちで一緒に昼呑みしようよ。お酒のつまみになるお料理も作るわ」
「…ええと。でも、ご主人は?」
「彼は休日はいつも朝から日本酒を飲んでいてね。お昼過ぎには酔っ払って寝てしまうの。だから気にしなくていいわよ」
気にしなくていいと言われてもそうはいかない。しかしと、そこで別の興味が湧いてきた。
彼女のご主人はどんな人なのだろう。見てみたいような気がしなくもない。ご主人は同じグループの企業に勤めていたはずだ。前に彼女からそう聞いていた。
顔を合わせるのは危険ではある。しかしだ。彼女からの誘いを断る選択肢が僕にないのも事実なのだ。
「ねえ。今度の土曜日とか何か予定ある?」
「土曜日ですか?」
「そうだよ」
急に話題が変わった。急いで頭を切り替えねば。
「土曜日は、特にないですね。デートしますか?」
デート云々は半分本気で半分冗談だった。聞こえたはずの彼女はそれに答えずこう言った。
「うちに来ない?」
「はぁ…?」
…うちって…まさか僕を自宅へ呼ぶのか?!
彼女の真意がわからない。絶句してしまった。
「うちで一緒に昼呑みしようよ。お酒のつまみになるお料理も作るわ」
「…ええと。でも、ご主人は?」
「彼は休日はいつも朝から日本酒を飲んでいてね。お昼過ぎには酔っ払って寝てしまうの。だから気にしなくていいわよ」
気にしなくていいと言われてもそうはいかない。しかしと、そこで別の興味が湧いてきた。
彼女のご主人はどんな人なのだろう。見てみたいような気がしなくもない。ご主人は同じグループの企業に勤めていたはずだ。前に彼女からそう聞いていた。
顔を合わせるのは危険ではある。しかしだ。彼女からの誘いを断る選択肢が僕にないのも事実なのだ。