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【全話版】ストリート・キス
第7章 彼女ルールのおさらいと招かれてセックス
いずれにせよ、ああ….行くしかないのか。
覚悟を決め「行きます」と彼女に返事をした。
†
そして約束の土曜日になった。朝から暑い日だった。11時に彼女の自宅へ訪問することになっていた。
電車に乗り、駅から彼女の自宅があるマンションまで歩いた。駅まで迎えに行くよと彼女は言ってくれたが断った。近所まで何度も送って行ったことがあるからわかる。
他所様の家に呼ばれて訪問したにもかかわらず、手土産のようなものを持参した記憶がない。今現在の自分なら、たとえ彼女から何もいらないと言われていたとしても、招かれたのだから礼儀としてそういったものを持参するべきであったとわかる。しかし当時の僕はそんな礼節も知らない若造だったということだ。
目的地のマンションに着いた。彼女から教えてもらった部屋のインターフォンを押す。当たり前だがものすごく緊張していた。
ドアが開いた。笑顔の彼女がそこにいた。
「どうぞ。入って」
「おじゃまします」
すぐにリビングへ通された。左に大きな窓。白いレースのカーテン。すっきりした明るい部屋で、予想していたよりもこじんまりした印象だった。
覚悟を決め「行きます」と彼女に返事をした。
†
そして約束の土曜日になった。朝から暑い日だった。11時に彼女の自宅へ訪問することになっていた。
電車に乗り、駅から彼女の自宅があるマンションまで歩いた。駅まで迎えに行くよと彼女は言ってくれたが断った。近所まで何度も送って行ったことがあるからわかる。
他所様の家に呼ばれて訪問したにもかかわらず、手土産のようなものを持参した記憶がない。今現在の自分なら、たとえ彼女から何もいらないと言われていたとしても、招かれたのだから礼儀としてそういったものを持参するべきであったとわかる。しかし当時の僕はそんな礼節も知らない若造だったということだ。
目的地のマンションに着いた。彼女から教えてもらった部屋のインターフォンを押す。当たり前だがものすごく緊張していた。
ドアが開いた。笑顔の彼女がそこにいた。
「どうぞ。入って」
「おじゃまします」
すぐにリビングへ通された。左に大きな窓。白いレースのカーテン。すっきりした明るい部屋で、予想していたよりもこじんまりした印象だった。