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【全話版】ストリート・キス
第9章 水面きらめく湖のほとりでエッチ
「ねえ。江田くんのこれが欲しい」
しゃぶるのを中断した彼女がはっきりした声で言った。その言葉の意味するところはすぐにわかった。僕も彼女が欲しい、すぐにでも…。
しかしいくら何でもここでセックスするのはためらわれた。まばらとはいえ人はいる。僕たちがいる丘の斜面は見晴らしが良い、ということは対岸から丸見えなのだ。それに今はいなくても、いつ人がこの丘を登ってくるかわからない。
「ねえ」
「駄目です。ここでは」
「ねえ。欲しいの」
「駄目……ですよ」
彼女はうんと言ってくれなかったが、ここでセックスするのは諦めたらしい。
僕のペニスを口でしゃぶっているその動きがどんどん強くなる。彼女の秘所を指でかき混ぜながら、僕は彼女の口の中で達してしまった。温かい口の中で出したそれを、彼女はいつものように飲み込んだ。
帰りの電車ではほとんど会話しなかった。ドア際に寄りかかった彼女にピッタリ体を寄せ、二人とも赤い顔をして仲良く手を繋いで立っていた。
彼女の自宅がある駅まで一緒に行く。一緒に電車を降りて、夕暮れの街を歩く。すると彼女がささやいた。
「ホテルで、抱いて」
僕はその要望どおりに、情熱的に彼女を抱いた。
しゃぶるのを中断した彼女がはっきりした声で言った。その言葉の意味するところはすぐにわかった。僕も彼女が欲しい、すぐにでも…。
しかしいくら何でもここでセックスするのはためらわれた。まばらとはいえ人はいる。僕たちがいる丘の斜面は見晴らしが良い、ということは対岸から丸見えなのだ。それに今はいなくても、いつ人がこの丘を登ってくるかわからない。
「ねえ」
「駄目です。ここでは」
「ねえ。欲しいの」
「駄目……ですよ」
彼女はうんと言ってくれなかったが、ここでセックスするのは諦めたらしい。
僕のペニスを口でしゃぶっているその動きがどんどん強くなる。彼女の秘所を指でかき混ぜながら、僕は彼女の口の中で達してしまった。温かい口の中で出したそれを、彼女はいつものように飲み込んだ。
帰りの電車ではほとんど会話しなかった。ドア際に寄りかかった彼女にピッタリ体を寄せ、二人とも赤い顔をして仲良く手を繋いで立っていた。
彼女の自宅がある駅まで一緒に行く。一緒に電車を降りて、夕暮れの街を歩く。すると彼女がささやいた。
「ホテルで、抱いて」
僕はその要望どおりに、情熱的に彼女を抱いた。