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人質交換を託された女
第10章 感情との葛藤
すぐ近くから「ゴフォ…ゴフォ…」と佐伯さんが咳をして、むせ返す。顔を男芯から逸らし、口からは男の白い液体を吐き出していた。それでも息苦しかったのか、彼女は「ゴフォ…」と咳を繰り返し、男から離れるように自らうつ伏せになって、そこでも床に男のエキスを吐き出し続けた。
彼女はスカーフで目隠しをされていて、リーダーがどこにいるのか把握できなかった。リーダーはすぐに彼女の体に跨り、彼女の体が左右に揺れた。
目隠しが外された彼女の表情には、感情がまったくなかった。ただ茫然とすぐ近くを眺め、そして私の姿を見つめた。その瞳には力がなかった。
スカーフで作られた結び目が目の前に差し出されても、彼女は驚きもせず、自ら口を開け、大きな結び目を受け入れ、猿ぐつわの餌食になっていた。きっと男の肉体の一部を咥えるくらいなら、猿ぐつわを咬まされた方がましだと思ったのかもしれない。
私の両脚が補佐役の手で広げられたのを感じ、視線をそちらに向けた。自身の両脚が見ていて恥ずかしくなるほど、左右の膝が離れていた。男の視線が下に向いているのを感じ、開かれた入り口が熱くなってしまう。
彼女はスカーフで目隠しをされていて、リーダーがどこにいるのか把握できなかった。リーダーはすぐに彼女の体に跨り、彼女の体が左右に揺れた。
目隠しが外された彼女の表情には、感情がまったくなかった。ただ茫然とすぐ近くを眺め、そして私の姿を見つめた。その瞳には力がなかった。
スカーフで作られた結び目が目の前に差し出されても、彼女は驚きもせず、自ら口を開け、大きな結び目を受け入れ、猿ぐつわの餌食になっていた。きっと男の肉体の一部を咥えるくらいなら、猿ぐつわを咬まされた方がましだと思ったのかもしれない。
私の両脚が補佐役の手で広げられたのを感じ、視線をそちらに向けた。自身の両脚が見ていて恥ずかしくなるほど、左右の膝が離れていた。男の視線が下に向いているのを感じ、開かれた入り口が熱くなってしまう。