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人質交換を託された女
第13章 最後の女
男と目が合った。その顔は緊張で強張っていた。
彼はゆっくりと私のもとに近付いてくる。

男はすぐに私の背後に回った。私は縄を解くれるのだと思い、男に背を向ける。だが男は背後のスタンドで服を取っていた様だった。袋のカサカサという音が聞こえてきた。

すぐに男は私を立ち上がらせ、「行こう…」と私に伝えた。

私は男に後ろから手を添えられ、まっすぐ第2扉の方に向かった。扉は男の手で開けられ、更衣室から出ていく。

佐伯さんの言葉どおりに、私は右側を見た。その先には私がここに来た時の、黒い金属扉が見えていた。そこにバリケードは設けられておらず、来た時のままの状態だった。

女子更衣室の向かい側が、「御手洗」と表記されていて、男は私の体を女性用の方に進ませ、扉を開けた。
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