この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人質交換を託された女
第15章 命脈
同じようなリズムが少し遠いところから聞こえてくる。
ゴン…ゴン…ゴン…という音が少し遠いところから聞こえていた。

その音はきっと佐伯さんから発せられたと思った。彼女の居場所を私に伝えてくるようだった。

だが、近付く足音が聞こえ始め、それは私への警告だと気付いた。

すぐに更衣室の扉が開く音がした。ロッカーの方に気配が近付いてくる。私は息を潜め、体の動きを止め、この人物が早く出て行ってほしいと願う。きっと犯人グループの誰かだと思った。

その男は女子更衣室のロッカーを開けていた。その音だけが聞こえてきた。向かい側のロッカーを開けているようだった。一つ一つ、何かを確かめるように開けていた。
/237ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ