この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人質交換を託された女
第15章 命脈
それからは可能な限り順を追って、詳細に起きた出来事を、見たものを、感じたものを女性カウンセラーにゆっくりとした口調で伝えていた。

彼女の脚の上に置かれた、真っ白なバインダーノートに青色のインクで記録が残されていく。それは彼女が私の言葉を漏れなく、忘れないようにするためのメモだった。私にとっては早く忘れたい記憶でもあった。

自身の体験した出来事を話していく内に、私はソファから体を起こし、両腕で胸を護るような仕草をしていた。羽織っていたカーデガンが腕から落ちても気にしなかった。二の腕には縄で縛られた痕がまだ残っていた。

「あなたが強い罪悪感に苛まれることはないのよ…あなたは恐怖反応で抵抗できない状況にあったの…性的に興奮してしまったと思うのは誤認だから…体の防衛機構が働いたの…」
/237ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ