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人質交換を託された女
第16章 侵入者
玄関に靄(もや)がかかる中、捜査員は「ぁ…ぁ…」と必死になって扉に手を伸ばそうとする。最悪の事態を予測し、扉の鍵を掛けようとしていた。
彼女も私も体が痺れ始め、うまく体を動かせなかった。
意識がどんどん薄れ、捜査員は扉に寄り掛かるように力を失った。
続いて私も倒れるように、体が床に横たわってしまう。
手を伸ばした先には、カウンセラーの穿いていたスリッパが、床に転がっていた。
彼女のワンピースは開け、素足が太ももまで露出していた。彼女は目を閉じ、意識を失っているようだった。
彼女も私も体が痺れ始め、うまく体を動かせなかった。
意識がどんどん薄れ、捜査員は扉に寄り掛かるように力を失った。
続いて私も倒れるように、体が床に横たわってしまう。
手を伸ばした先には、カウンセラーの穿いていたスリッパが、床に転がっていた。
彼女のワンピースは開け、素足が太ももまで露出していた。彼女は目を閉じ、意識を失っているようだった。