この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人質交換を託された女
第1章 大役
「いいか、無理をするな」

急遽立ち上がった人質強盗事件の対策本部から言い渡された命令、それは人質交換という役目だった。所轄の女性警察官を捨て駒にする。犠牲を想定しなければならない。つまり解決の糸口が見えない証でもあった。唾を飲みこみ、集中し、耳の中に差し込まれた小型イヤホンから聴こえる声に小声で「分かりました」と頷く。

捜査本部からは現場の状況を把握するために、いくつかの装備が渡された。イヤホンは肩まで伸びる髪に隠れて見えないが、収音マイクにもなっており、現場の声を捜査本部に伝える。ピンキーリングは私が犯人グループに連行された際のGPSトラッキング発信機になっていた。
/237ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ