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人質交換を託された女
第17章 セカンドカウンセリング
手首を頭上で縛られ、諸手を上げた状態で、腋の下まで撫でられ、彼の指が私の唇を縁取ってくる。彼の体が密着してきたことに、体が熱くなり、口を開け、彼の指にそっとキスをしてしまう。
「1年以上かけて…身分を隠して…犯行グループに潜入して…囮捜査の末に…」
耳元で囁かれる彼の言葉を聞きながら、私は彼の別の指が胸に伸びるのを感じ取っていた。
「まさか味方の囮に…冷徹に…縄を掛けるなんて思わなかった…」
彼の告白に私は息を呑んでしまう。
「しかも確実に身柄を拘束される状況に…たった1人で…勇猛果敢にやってきて…」
私は胸が苦しくなり、呼吸が荒くなる。
「身代わりになることを受け入れた君の…芯の強さに魅了されてしまった…」
彼はそう言うと、私の口元から、胸から指を放し、体に縄を這わせてくる。胸元を縄が横切り、体の幹をゆっくりと包んでくる。
「1年以上かけて…身分を隠して…犯行グループに潜入して…囮捜査の末に…」
耳元で囁かれる彼の言葉を聞きながら、私は彼の別の指が胸に伸びるのを感じ取っていた。
「まさか味方の囮に…冷徹に…縄を掛けるなんて思わなかった…」
彼の告白に私は息を呑んでしまう。
「しかも確実に身柄を拘束される状況に…たった1人で…勇猛果敢にやってきて…」
私は胸が苦しくなり、呼吸が荒くなる。
「身代わりになることを受け入れた君の…芯の強さに魅了されてしまった…」
彼はそう言うと、私の口元から、胸から指を放し、体に縄を這わせてくる。胸元を縄が横切り、体の幹をゆっくりと包んでくる。