この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人質交換を託された女
第6章 A Lucky Winner
ふと、銀行から制約を課されて、融資を受けることを『紐付き』と呼ばれることを思い出した。なんという表現だろう。この場合は紐付きではなく、『縄付き』ではないか…と。彼女たちには融資という援助はなく、縄で縛られるという制約が縄が待っているのだ。

再び女性のスカーフが戻ってくる。今度は目を覆われてしまう。

「ンンッ…」と声を出して、体を蛇のように左右にクネクネとよじるだけで、何の抵抗にもなっていなかった。あっさりと視界をスカーフで奪われ、周りが見えなくなってしまう。女性の香りがさらに濃く鼻に届くようになる。それでつい体を動かし、ロープの拘束に負け、床に体を埋めようとしてしまう。

物音がして、ロープが床に落ちる音、女性がペタペタと床を歩く音、男の歩く靴の音、換気ダクトから流れている音、少し経つと、天井のパイプを流れ、バルブか何かで、水か空気が差し止めらえる音まで聞こえるようになってしまう。
/237ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ