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人質交換を託された女
第7章 敗北への突破口
張り詰めていた緊張が、ふっと和らぐような、そんな解放感がゆっくりと全身に広がっていく。暗闇の中で自分自身の意識が解けこんでしまう感覚が襲う。
だが、すぐにショーツとストッキングをびしょびしょに漏らしたことを認識する。
リーダーの男が左右の耳を塞ぐスカーフを外した。彼の声がはっきりと聞こえ、俯いていたところを、顔を正面に上げられ、現実に戻されていく。
「頭が真っ白になって…トゲがなくなったな…休憩は終わりだ…」
私は男の言っていることが、身に染みてしまう。女として解放を味わってしまい、全身に赤みが増していくような感覚だった。体をよじり、下半身が動き、艶めかしい仕草を止められなくなってしまった。猿ぐつわをされたまま、そのまま小さく頷いていた。
だが、すぐにショーツとストッキングをびしょびしょに漏らしたことを認識する。
リーダーの男が左右の耳を塞ぐスカーフを外した。彼の声がはっきりと聞こえ、俯いていたところを、顔を正面に上げられ、現実に戻されていく。
「頭が真っ白になって…トゲがなくなったな…休憩は終わりだ…」
私は男の言っていることが、身に染みてしまう。女として解放を味わってしまい、全身に赤みが増していくような感覚だった。体をよじり、下半身が動き、艶めかしい仕草を止められなくなってしまった。猿ぐつわをされたまま、そのまま小さく頷いていた。