この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人質交換を託された女
第8章 佐伯の決断
するとスカーフで覆われた目隠しが静かに解かれ、外されていく。目を開けた途端、目の前にいる人物に大きく見開いてしまう。

それは佐伯さんだった。虚ろな目で私を見ていた。銀行の制服を着たまま、床に座り込んでいた。

「気が付かなかったのか…君が脱がされた時から…ここにいたんだ…」

私を見下ろすリーダーの男を、私は力なく見つめることしかできなかった。そして私の猿ぐつわが外された。

私はすぐに「佐伯さん…」と彼女の名前を読んだ。彼女がこちらを向いた時、背後の男の手が私の露わになっていた胸に触れた。

「ァゥッ…」
とっさに出てしまった声に、慌てて視線を彼女から外した。
/237ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ