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人質交換を託された女
第8章 佐伯の決断
「少しは前向きになってくれたかな…実は物分かりがいいんだな…」

そう言うと、リーダーは佐伯さんのシャツのボタンを上から順に外していった。補佐役の男は言葉を発せず、立ち尽くし、彼女に含まれた自身の男柱を見つめていた。

彼女が音を立てて、男を口に含んでいる間に、シャツは開け、彼女の薄いピンクのブラが胴体の中央から見え始めていた。

「いいぞ…そのまま…」とリーダーが彼女を目の前の行為に集中させる。

「ンン…」と佐伯さんの口ごもった声がした。

その時にはすでに彼女の両手は男根から離れ、強引に後ろに回された。彼女のシャツはたちまち脱がされていた。そのままリーダーの男に体を後ろに引かれ、尻餅をつかされた。ブラのホックが外されたことを彼女が気付くと、「ぁっ…」と小さな声を上げた。

「あれは脱がなくても、できるしな…」
それまでの穏やかな口調と違い、リーダーの声は冷たく感じた。

彼女はブラのカップに覆われた、控えめな胸を両腕で慌てて隠していた。そして恥じらいに耐えられない、従順な女としての姿に戻っていた。

「君が我慢できなくなっていると思って…機会を与えたんだ…」
委縮する佐伯さんを見つめ、男は続けた。
「自分に従うか…俺たちに従うか…君自身が選択しなさい…」
リーダーが佐伯さんに話す、その言葉を聞いて、私は佐伯さんの顔を見つめた。
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