パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 告白

｢まだ脇とか締めつけられている感覚がする｣

｢うん。それだけ縄の締め付けが強いからね。本当はもっとこまめに解かないといけないけど…真琴さんの希望で縛ったままだったから｣

ジュンさんが水を持ってきてくれた。自分自身で蓋を開けて飲む水。まだ会ってすぐの時だった。すごく前のように感じた。そして初対面の人とキスを交わしていたことも思い出す。そのことが少しでも自分をよく見てもらいたい、女心を突き動かす。

｢ごめんね。さっきは寝てしまって。目が覚めたら、もう優季さんがいたから｣

｢あんまり気にしなくていいよ。俺もちょっと攻めすぎてしまったし｣

｢うん。ありがとう｣

｢実はもう1つ謝りたいことがある…｣

｢えっ？そんなことあったかな？｣

｢実は俺、見ちゃったんだよ。さっきジャケットを忘れて取りに行った時…｣