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妄想実現SMクラブ 「Five Hours」
第8章 告白
「何を見たの?」
「隠したくないから言うよ。真琴さんのジャケットに名前が、刺繍されてた…大山って。偶然見てしまった。ごめん」
私は目を閉じて、大きく深呼吸した。私は警察手帳を署に置いてくることだけに精一杯で、ジャケットまでは確認していなかった。ジュンさんには話してもいいと思った。
「ううん。謝らないで。私のせいだよね。ジュンさんは悪くないから。大山美智子(おおやまみちこ)っていうの」
「美智子さんか。俺は前田淳平(まえだじゅんぺい)。だからジュンなんだよ」
「なるほどね。それでジュンさんなんだ。それに私…実は警察官なの…」
水を飲んでいたジュンさんの手が、私の言葉を聞いて動きが止まった。
「う…うそでしょう?うそだよね?」
今までで一番大きなジュンさんの声だった。
「隠したくないから言うよ。真琴さんのジャケットに名前が、刺繍されてた…大山って。偶然見てしまった。ごめん」
私は目を閉じて、大きく深呼吸した。私は警察手帳を署に置いてくることだけに精一杯で、ジャケットまでは確認していなかった。ジュンさんには話してもいいと思った。
「ううん。謝らないで。私のせいだよね。ジュンさんは悪くないから。大山美智子(おおやまみちこ)っていうの」
「美智子さんか。俺は前田淳平(まえだじゅんぺい)。だからジュンなんだよ」
「なるほどね。それでジュンさんなんだ。それに私…実は警察官なの…」
水を飲んでいたジュンさんの手が、私の言葉を聞いて動きが止まった。
「う…うそでしょう?うそだよね?」
今までで一番大きなジュンさんの声だった。