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妄想実現SMクラブ 「Five Hours」
第9章 解放された妄想実現力
私はジュンさんに言われ、すぐに立ち上がった。もう筋肉硬直が治り、体は意思どおりに、素直に反応していた。
彼に手を握られ、ソファーを離れ、お互い向き合っていた。私のおへそのあたりで、互いの指が絡み合うように、手を繋いでいた。
私は声を出せる自由を味わいたかった。だから思ったことを素直に伝えた。
「ずっと手を繋ぎたかった…」
少し見上げると彼の顔が近くにあった。確か身長差は10cmくらいだった。男性を見上げるこの角度が、私に女を意識させた。背伸びをしなくても届くこの角度が、とても心地よかった。
彼に手を握られ、ソファーを離れ、お互い向き合っていた。私のおへそのあたりで、互いの指が絡み合うように、手を繋いでいた。
私は声を出せる自由を味わいたかった。だから思ったことを素直に伝えた。
「ずっと手を繋ぎたかった…」
少し見上げると彼の顔が近くにあった。確か身長差は10cmくらいだった。男性を見上げるこの角度が、私に女を意識させた。背伸びをしなくても届くこの角度が、とても心地よかった。