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妄想実現SMクラブ 「Five Hours」
第9章 解放された妄想実現力
彼に縄を引かれ、後ろからついていった。
ガラス張りのシャワールームに入ると、2人には十分のスペースがあった。ジュンさんが手首を縛った縄を上げると、天井からぶら下がった鎖の先に、フックがついていた。縄がそのフックに入り、彼が縄を引いた。
私の手首が上に引かれていった。肘が頭の高さまで上げられ、縄がピンっと張った状態で固定された。
「大山刑事…」
彼の言葉に私の体はピクッと反応した。誰も署内でこう呼ぶ人はいない。大山さん、大山君、もしくは大山主任だった。
「潜入捜査に失敗して…敵の手に落ちて…裸にされて縛られた感じだね…」
背中にビリビリとするようなものを感じた。もう私は真琴じゃない。大山美智子として縛られてしまった。鼓動が早い。もうコントロールできない。どうなるか想像もつかない。
ジュンさんがシャワーからお湯を出して、私にかけてくる。私の皮膚はあっという間にお湯を弾いて、水分を飛ばしていく。彼の手にボディソープが広げられる。
ガラス張りのシャワールームに入ると、2人には十分のスペースがあった。ジュンさんが手首を縛った縄を上げると、天井からぶら下がった鎖の先に、フックがついていた。縄がそのフックに入り、彼が縄を引いた。
私の手首が上に引かれていった。肘が頭の高さまで上げられ、縄がピンっと張った状態で固定された。
「大山刑事…」
彼の言葉に私の体はピクッと反応した。誰も署内でこう呼ぶ人はいない。大山さん、大山君、もしくは大山主任だった。
「潜入捜査に失敗して…敵の手に落ちて…裸にされて縛られた感じだね…」
背中にビリビリとするようなものを感じた。もう私は真琴じゃない。大山美智子として縛られてしまった。鼓動が早い。もうコントロールできない。どうなるか想像もつかない。
ジュンさんがシャワーからお湯を出して、私にかけてくる。私の皮膚はあっという間にお湯を弾いて、水分を飛ばしていく。彼の手にボディソープが広げられる。