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妄想実現SMクラブ 「Five Hours」
第13章 最後の妄想実現
「んぐぅ…」
紺の手拭にコブが作られ、それを咬ませられた。手拭はきつく後ろで結ばれ準備は整った。
ゆっくりと私の体はベッドに移動させられ、ベッドの上にうつ伏せにさせられた。
「じゃあ、行ってくるね」
淳平はテーブルの上に置いた私の鍵を持って部屋を出た。カチャと施錠される音が聞こえた。
私の最後に残された妄想実現がいよいよスタートした。
縛られた状態で朝から晩まで、部屋に閉じ込めてほしい、と私は彼に依頼した。私の素性を調べ上げた何者かがここに侵入し、出勤前の私をきつく縛りあげ部屋に閉じ込める。私に恨みを持つその男はサラリーマンで、私の鍵を奪い、平然とした顔で自らの仕事を終え、再びこの部屋に戻ってくるという、刑事として頭を抱える逆恨みをベースにした、実際に起こりそうな私の妄想だった。
紺の手拭にコブが作られ、それを咬ませられた。手拭はきつく後ろで結ばれ準備は整った。
ゆっくりと私の体はベッドに移動させられ、ベッドの上にうつ伏せにさせられた。
「じゃあ、行ってくるね」
淳平はテーブルの上に置いた私の鍵を持って部屋を出た。カチャと施錠される音が聞こえた。
私の最後に残された妄想実現がいよいよスタートした。
縛られた状態で朝から晩まで、部屋に閉じ込めてほしい、と私は彼に依頼した。私の素性を調べ上げた何者かがここに侵入し、出勤前の私をきつく縛りあげ部屋に閉じ込める。私に恨みを持つその男はサラリーマンで、私の鍵を奪い、平然とした顔で自らの仕事を終え、再びこの部屋に戻ってくるという、刑事として頭を抱える逆恨みをベースにした、実際に起こりそうな私の妄想だった。