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妄想実現SMクラブ 「Five Hours」
第13章 最後の妄想実現
今日は体力を温存しないといけない…
あまり暴れちゃいけないと分かっている…
やはり体を動かしてみたくなった。
足首や足はどうだろうと思い動かしてみた…
足を広げようと、擦ろうとしてもダメだった。
腕や手首も動かしてもダメだった。
二の腕も広がらないし、本当に固定されていた。
それどころか少し縄が食い込んできた。
それに耐えようと体を動かすと…
ギシギシ…ミシミシ…
といたるところから縄の軋み音が聞こえてくる。

ベッド脇の目覚まし時計を見ると昼近かった。
私は右肩を下にしてうなだれていた。
いざ1人になって閉じ込められると
敗北感や絶望感が襲ってくる。
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