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妄想実現SMクラブ 「Five Hours」
第2章 体験入店
私はバックを両手で持ちながら立ち尽くしていた。6畳くらいの長方形の空間に、ただ整然と置かれたコーヒーテーブル、ソファー1脚、小型冷蔵庫。ここの外壁はコンクリートむき出しだった。
私は冷蔵庫から水を取り出し飲んだ。ソファーに座り、イヤリング、指輪、時計を外してバックの内ポケットに入れた。私にとって最大の貴重品である警察手帳は、携帯していなかった。自宅の引き出しに入れて施錠しておいた。携帯をチェックしてみた。電波はまったくなかった。
外の世界と遮断された地下…
ここは待機部屋じゃない…
監禁部屋のように思えてきた…
アクセサリー類も外して…
丸腰で敵の手に落ちるみたい…
私は不安と緊張で大きく呼吸していた。
「わぁあ!!」
左肩に人の手があって驚いた。それは優季さんの手だった。
私は冷蔵庫から水を取り出し飲んだ。ソファーに座り、イヤリング、指輪、時計を外してバックの内ポケットに入れた。私にとって最大の貴重品である警察手帳は、携帯していなかった。自宅の引き出しに入れて施錠しておいた。携帯をチェックしてみた。電波はまったくなかった。
外の世界と遮断された地下…
ここは待機部屋じゃない…
監禁部屋のように思えてきた…
アクセサリー類も外して…
丸腰で敵の手に落ちるみたい…
私は不安と緊張で大きく呼吸していた。
「わぁあ!!」
左肩に人の手があって驚いた。それは優季さんの手だった。