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妄想実現SMクラブ 「Five Hours」
第3章 覚悟できない女
私はまだできていない…
まだ今からでも逃げられる…
まだそんなことを考えていた。

「こっちに来て、ここに背を受けて座って」
ジュンさんが彼の座るソファーの座面を、手のひらでそっと叩いていた。

「はい…」
私は立ちあがり、彼の座るソファーを見つめた。ほんの2歩くらいの距離なのに、すごく足取りが重かった。彼の顔を上から見た。男性が見せる、仕事の時の、真剣な顔だった。
言われたように彼に背を向けて、同じソファに座った。彼が指定した場所より、少し離れたところに座っていた。

「ネイビーのタンクトップか…いいね」
心の中で『キャミソールです』と伝えたかった。でも振り返って、彼の目を見たら、もっと動けなくなってしまうと思っていた。
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