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妄想実現SMクラブ 「Five Hours」
第4章 完璧緊縛主義者の男
左手の指を伸ばすと、指先にかろうじて縄の感触がある。これはいったいどの縄なのだろう。
「真琴さん…指先を動かせるんだね…後ろからだとよく見えるよ…俺も詰めが甘いな…」
「えっ…詰めが甘い?どういうこと?」
ジュンさんはソファーの背もたれに掛けた、赤い縄をさらに1本取ろうとしていた。それがすぐに背中の方で繋ぎ合わされるのを感じる。この縄はいったいどう私の体を縛るのか、それを考えると、心拍数がどんどん上がっていくのを感じ取る。
まず右手の手のひらに縄が縦に縦断し、腕に括り付けられた気がした。手のひらがまったく動かせなくなった。続いて右の人差し指から小指までが、縄に包まれ、腕に括り付けられた。これでもう私は右手をまったく使えなくなってしまった。左手にも同じことをされた私は、もう指を伸ばして、どこかの縄を触れなくなってしまった。
「真琴さん、テストしてみない?」
「真琴さん…指先を動かせるんだね…後ろからだとよく見えるよ…俺も詰めが甘いな…」
「えっ…詰めが甘い?どういうこと?」
ジュンさんはソファーの背もたれに掛けた、赤い縄をさらに1本取ろうとしていた。それがすぐに背中の方で繋ぎ合わされるのを感じる。この縄はいったいどう私の体を縛るのか、それを考えると、心拍数がどんどん上がっていくのを感じ取る。
まず右手の手のひらに縄が縦に縦断し、腕に括り付けられた気がした。手のひらがまったく動かせなくなった。続いて右の人差し指から小指までが、縄に包まれ、腕に括り付けられた。これでもう私は右手をまったく使えなくなってしまった。左手にも同じことをされた私は、もう指を伸ばして、どこかの縄を触れなくなってしまった。
「真琴さん、テストしてみない?」