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妄想実現SMクラブ 「Five Hours」
第5章 翻弄される心と体
「ここまで上と下をぎっちり縛られたら…逃げるなんて不可能だと思う…」
私はソファーには座らず、絨毯の上に座るジュンさんを見つめて答えた。
「さっきは時代劇表現だったけど…俺は妄想する時、女刑事とか捜査官が多いな…捕まえて縄で縛るとか、観念させるとか…真琴さんは刑事とか似合いそうだね…」
私は素知らぬ顔で、彼との会話を続けようとした。本当は心臓が張り裂けそうな気分だった。
「刑事ね…ドラマでよく捕まるパターンだね…いやいや私は合わないよ…休みが取れないだろうし、結婚もできないだろうし…あっ、だからきつく縛ったり、テストしたいとか言っていたのね…?」
いくらよくあるパターンとはいえ、彼の言葉や追い詰め方はピンポイントで怖かった。この刑事ネタは危険だ。うまくごまかさなくてはと思っていた。
私はソファーには座らず、絨毯の上に座るジュンさんを見つめて答えた。
「さっきは時代劇表現だったけど…俺は妄想する時、女刑事とか捜査官が多いな…捕まえて縄で縛るとか、観念させるとか…真琴さんは刑事とか似合いそうだね…」
私は素知らぬ顔で、彼との会話を続けようとした。本当は心臓が張り裂けそうな気分だった。
「刑事ね…ドラマでよく捕まるパターンだね…いやいや私は合わないよ…休みが取れないだろうし、結婚もできないだろうし…あっ、だからきつく縛ったり、テストしたいとか言っていたのね…?」
いくらよくあるパターンとはいえ、彼の言葉や追い詰め方はピンポイントで怖かった。この刑事ネタは危険だ。うまくごまかさなくてはと思っていた。