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妄想実現SMクラブ 「Five Hours」
第6章 発見された大きな染み
「んんん…んんん…ぐぐん…」
筆の毛がものすごく柔らかい。書道用や絵画用の毛先の固いものじゃない。女性の肌を傷めないための柔らかい毛。こんな道具選びは優季さんにしかできない。嫌な予感がした。その予感はすぐさま現実になった。
「くぐぅ…ぐぅ…はぐぅ…くぅ…」
その筆が今度は肌が露出している、二の腕に集中した。私が指で直に触るのはだめ、と言ったからだ。しかも今の私は絨毯を這うことくらいしかできない。
少し離れたジュンさんは藍色の縄を持っていた。縄の束が私の脛(すね)あたりを攻めてきた。私は首を曲げて耐えることしかできなかった。筆とは違い、固い縄の繊維がスーツの薄い生地を通して、刺激を伝えてくる。
筆の毛がものすごく柔らかい。書道用や絵画用の毛先の固いものじゃない。女性の肌を傷めないための柔らかい毛。こんな道具選びは優季さんにしかできない。嫌な予感がした。その予感はすぐさま現実になった。
「くぐぅ…ぐぅ…はぐぅ…くぅ…」
その筆が今度は肌が露出している、二の腕に集中した。私が指で直に触るのはだめ、と言ったからだ。しかも今の私は絨毯を這うことくらいしかできない。
少し離れたジュンさんは藍色の縄を持っていた。縄の束が私の脛(すね)あたりを攻めてきた。私は首を曲げて耐えることしかできなかった。筆とは違い、固い縄の繊維がスーツの薄い生地を通して、刺激を伝えてくる。