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12歳年下の彼とバレンタインする話
第1章 2024年2月2日から2月3日

焼き菓子のお店だし…、
パンも…どれも美味しくて。
2つパンを食べた所で
僕のカゴに入れて良いですよと
彼が言ってくれたので。

『じゃあ…お言葉に甘えて…』と、
空になったパンのカゴを持って、
1階にお代わりのパンを取りに行ったんだけど。

時間は無制限なので、
ゆっくり…しても大丈夫なのだそうだ。
食べ放題とかバイキングって
時間制限ある感じだけど、
ゆっくりと…この雰囲気を
楽しめるのも…良いな~って。

お店の席のソファも
色んな種類の柄のソファや
可愛いクッションも添えてあったり。
綺麗なシャンデリアがあったりとかして。

パンも…15種類ぐらいあって。
クロワッサンみたいになった
メロンパンとか…チーズのパン、
くるみのパンやレーズンパン。
デニッシュの様なパンもあって。
これは…確かに…悩んでしまう。

港斗君なら10個とかでも
食べられそうだけど…。
パンのお残しは買い取りになるらしいから
食べ放題だからって…
欲張るのは…結構、小さめだけど
パンには違いないからな…。

それに…先着の50名様の
サービスのクローネもあるから。
でも…ビーフシチューだし
一緒にクロワッサン食べたいな…。

と…巴がパンの前で悩んでいると。

『ね?美味しそうでしょ?パン』

残ってたパンをもう全部
彼が食べ終えたらしく
彼もパンのお代わりを取りに来ていて。

一緒にパンを選んで、
2階のテーブルの所に戻ると。
メインのビーフシチューが届いていて。
彼は…スープカレーに、
葵ちゃんはグラタンにしたようで。
小林さんはナポリタンだったから。
見事にみんな…バラバラだったんだけど。

クローネもあるし…、
サラダも…結構ボリューミーで。
メインのビーフシチューと一緒に
デザートにプリンもついて来て。
後…ソフトクリームも貰えるらしい。

港斗君は…パンを…全種類
制覇したいと言ってたけど…
15個…食べるつもりなのかな…?

ビーフシチューはしっかりとした
味付けだったから、クロワッサンと
一緒に頂くのに凄いいい塩梅で。


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