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12歳年下の彼とバレンタインする話
第10章 2月14日 バレンタインデー

彼の目に見つめられて、
彼の声で名前を呼ばれる度に
アソコがぎゅううと締まる。

『巴さん…好きです…』

ぎゅううと…こっちの身体に
彼が腕を回して来て
そのままどちらからともなく
唇を重ねてキスをする。

彼の好きに溺れて
彼のキスに溺れて…
彼の…想いに…溺れて…。

快感の波に攫われて行く。

ここにいるのに
一番近くに居るのに…、
気持ち良くなり過ぎちゃって
何が何だか…分からなくなって来る。

「んあぁぁあん…んんっ
港斗君ッ…みなと…くんっ…
あ、あぁ、んっ、あぁぁぁんッ!」

「巴さん…、…巴さんッ……」

ギュウウっと…抱きしめながら
ばちゅん…ばちゅん…と腰を
激しく彼が打ち付けて来て。

「んひゃあぁあんっ、
んんぅ、ああぁ、ん、あぁあんッ」

自分の…中にある…彼の
存在感が…増して…膨れ上がる様な
感覚を膣壁で感じて…、
彼の…そうなる時が…近いと
そんな風に…感じて…、
じんわり…と自分の…子宮の辺りが
熱く…熱を帯びて行くのを感じる…。

「んんぅ…イって?…港斗…君…も…ッ
…イって…欲しい…のッ、
一緒に…気持ち良く…なり…たいッ…」

グン…っと…さっきよりも
更に…彼のペニスが…自分の中で
質量を増して膨れ上がる感覚がして。

『巴さん……ッ…イキ…ますね?』

彼がそう言うと、…それまでよりも
パワフルで…激しいピストンに
切り替えて来て…、
パチュンッ…パチュンッ…パンッ…パンッ

「んああああッ、ああ、んんぅ
あはぁ、ああ、あ、あ
んぅ、あぁ゛ああああぁ゛ンんッ!!」

その…彼のリズムに…
あっという間に快感の階段を
一気に昇り詰めてしまって
巴はイってしまって居て。

パンッ…パンッ…パチュンッ…パンッ…

『ハァ…ん…、巴さ…んッ…』

激しいキスで唇を塞がれて
お互いの舌を絡め合う。

「んんぅ…んん!!んん~ッんんッ」

声にならない嬌声を巴は
くぐもらせながらイって居て。
また…次の絶頂へと昇り詰めて行く。

「ああああっ、んんっああぁんッ」

パンッパンッ…パン……パンッ

『…と、巴さんッ…』

「ああっ、んんぅ、ああ、
ああ、あっ、ああぁああ゛あぁんッ!」


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