この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の彼とバレンタインする話
第1章 2024年2月2日から2月3日
去年の…12月に、…12歳年下の彼の
生田港斗君の…同僚の人の結婚式に、
招待して貰ってお邪魔させて貰ったんだけど。
その時に…、知り合って…
すっかり…お友達になってしまった。
エビちゃん…事、蛯名葵ちゃんが居るのだが。
その…葵ちゃんから…、2月3日に
一緒に…ランチに行きませんかと誘われたのは
今から数日前の話……だった。
きっと生田さんも…来たいと思うので、
おふたりご一緒に…お願いしますと。
葵ちゃんは…港斗君とも面識があるけど。
カップルと…一緒に…ランチに行くって
こっちもあっちも…気を遣うんじゃ…と。
そんな風に…思って彼氏である
港斗君にLINEをしてみたら。
いいじゃないですか…ランチ、
大勢で行ったら美味しいですよ!と
一緒にランチに行く事に…ノリノリだったので。
まぁ…彼が嫌じゃないなら…良いのかなって。
そんな風に…思って居たら。
その…ランチに行こうと約束している、
前日の…2024年の2月2日に、
港斗君が…泊まりに来てくれたんだけど…。
……金曜日の夜は…予定通り、
2月の1日から生理になって居たので。
えっちは……生理が済んでからねと…。
まったり…としながら、
夕飯の後の時間を…彼と
テレビを観ながら過ごしていた。
『巴さん、明日の話。
エビちゃんから聞きましたか?
明日…例の小林君も来るんですよ』
小林君…と言うのは…、
……私の…元カレである。
伊藤雄介…さんの…奥さんだった
森園美海…さんの…、
被害者男性の…一人…で…。
大人しそうな…感じの
真面目って顔に書いてありそうな。
誠実そうな…感じの…男の子…って言うのが
私の…この…小林君と言う…、
人物に対してのイメージだったんだけど。
「そう言えば…、葵ちゃんは
その小林君…に片思い…してるんだよね?」
『確か…同じ病棟に…なった事って
無かったはずなんですけど、
どうしてか…エビちゃんは…
小林君が例の森園美海と付き合ってた時も
ずっと小林君一筋…でしたけどね…?』
脚付きのマットレスの上で、
後ろから彼にバックハグされながら。
下から巴が…港斗の顔を見上げる。