この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛欲と追憶の日々
第5章 土曜日
私は、玄関の灯りを付けると誰がこんな夜更けに来たのかと思っていた。
そして、その何者かにこう問いかけたのだ。

「どちら様ですか?」
「俺だよ、タカシだよ…」

そう、タカシがやって来たのだ。
時刻はすでに夜中の12時を回っていた。

「待って、今開けるから…」

私はそう言うと玄関のドアを開けた。
すると、タカシが泥酔した状態で玄関に入って来たのだ。

強か、みゆきで飲んできたらしい。

「お、俺だよ、俺、た、タカシだよ…」

かなり、ろれつが回っていなかった。
こんな状態で外に立たせておく訳にもいかず、私は玄関のタタキにタカシを上がらせた。

その時だった。
いきなり、私に抱き着いてきたのだ。

「お前さ、名前なんて言うんだっけ?」

タカシは私の名前を憶えていなかったのだ。
これにはちょっとショックを隠し切れない私だった。

「真帆よ、忘れたの?」
「真帆?お前、真帆って名前なんだな?」

酔っぱらった状態でそう言ってくる。

/100ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ