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愛欲と追憶の日々
第9章 逢瀬
当時、私は付き合っていた直樹となかなか会う事ができなかった。
それは、直樹の仕事柄そうなるしかなかったのだ。
直樹の仕事は介護士だった。
介護士の仕事は土日祝日、年末年始関係なくシフトを入れられる。
直樹の自宅は隣街だったので、車で会いに行こうと思えば行けたのだが、直樹は休日ともなると仕事の疲れからか1日中眠っていることが多かった。
なので、私はそれを邪魔したくなくて会いに行くのをやめていたのだ。
そんな、ちょっと淋しい気持ちになっている私の心の隙間にタカシは入り込んできたのだった。
私は、直樹と関係を持っているにも関わらず、タカシとのセックスにのめり込んでゆくのを抑えることができなかった。
タカシは連日居酒屋みゆきに行っては、賭け麻雀をしていた。
その賭け麻雀も負けが続いていたのだ。
そんなギャンブル依存症の様なタカシを私は好きになってしまっていた。
私は、毎週土曜日の夜、タカシが居酒屋みゆきから帰る時間を見計らってマンションに行くようになった。
この日の土曜日の夜も、私は夜中の12時を少し回った頃、家を出て車をタカシのマンションへと走らせていた。
12時も回ると246も空いており、直ぐにタカシのマンションに着いてしまった。
車を近くの24時間のパーキングに停めた。
タカシはもう帰っているだろうか。
それも、分からなかった。
何しろ、タカシは全く携帯のLINEを見ようとしなかったのだ。
それは、直樹の仕事柄そうなるしかなかったのだ。
直樹の仕事は介護士だった。
介護士の仕事は土日祝日、年末年始関係なくシフトを入れられる。
直樹の自宅は隣街だったので、車で会いに行こうと思えば行けたのだが、直樹は休日ともなると仕事の疲れからか1日中眠っていることが多かった。
なので、私はそれを邪魔したくなくて会いに行くのをやめていたのだ。
そんな、ちょっと淋しい気持ちになっている私の心の隙間にタカシは入り込んできたのだった。
私は、直樹と関係を持っているにも関わらず、タカシとのセックスにのめり込んでゆくのを抑えることができなかった。
タカシは連日居酒屋みゆきに行っては、賭け麻雀をしていた。
その賭け麻雀も負けが続いていたのだ。
そんなギャンブル依存症の様なタカシを私は好きになってしまっていた。
私は、毎週土曜日の夜、タカシが居酒屋みゆきから帰る時間を見計らってマンションに行くようになった。
この日の土曜日の夜も、私は夜中の12時を少し回った頃、家を出て車をタカシのマンションへと走らせていた。
12時も回ると246も空いており、直ぐにタカシのマンションに着いてしまった。
車を近くの24時間のパーキングに停めた。
タカシはもう帰っているだろうか。
それも、分からなかった。
何しろ、タカシは全く携帯のLINEを見ようとしなかったのだ。