パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第14章 エピローグ

最後にタカシとレイプされたような状態でセックスをしてから、その後彼とは会う事はなかった。
もう、二度とタカシから連絡は来なかったのだ。

それに、会わなくなった理由があった。
それは、私が直樹と結婚することになり、青葉台に引っ越すことになったからだ。

港北ニュータウンの外れにあるちょっと広めの一軒家から引っ越すことになった。
直樹とは籍を入れて、結婚したのだ。

もう、これで私は恋の迷子にならずに済むのだと思っていた。
タカシから身体の呪縛からも解放されていた。

彼とのセックスに未練はなかった。
タカシとの一件で、もう複数の男性と付き合うのはやめようと思ったのだった。

今は、直樹と上手くやっている。
先日、前夫の翔からLINEが届いた。

「今、新しく彼女ができたんだ…」
「あら、良かったわね…」

私は、翔のことは好きだったが結婚には向いてないと思っていた。
なので、翔に新しく彼女ができても気にならなかったのだ。

尚も、LINEで翔はこう書いてきた。

「実はさ、彼女との間に子供ができてさ、再婚することになった」

そのメールを読んで、私はちょっと驚いてしまった。
私とはセックスレス状態だったのに、新しい彼女とはちゃんとセックスができたのか。

そう、思ってしまったのだった。