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生贄の 人妻
第5章 犯された 哀しみ
3時前に 麻衣は自宅へ戻って 拓哉の夕食の準備を終わらせ
ボイスレコーダーを取り出して 最初の事業所の会話を聞き始めて
パソコンへと 要約して落とし込み 気が付くと日は落ちて
パソコンとボイスレコーダーを片付けた時
拓哉が暗い顔で 玄関を開け 小さく
「 ただいま 」
麻衣に視線を送り 直ぐに視線を外して部屋の中へと入って行った
何時の頃からか 二人の食事に 会話が無く成り 部屋の中が
冷たい空気に 包まれ 二人の間での会話も
途切れ途切れな物に変わっていた
拓哉が麻衣を浴室に誘い 麻衣は何時もと同じように断りを入れ
背を丸め浴室へと入って行くのを見て
麻衣は寝室で横に成って 拓哉が来るのを待ち続けていた
拓哉の足音を聞いた時 麻衣は目を閉じ拓哉が横に寝て
麻衣を抱き寄せ 顔を被せ 麻衣は唇を重ねた時に
拓哉の口の中に舌を送り込み
舌を絡めあい お尻に拓哉の手が当てられた時
手をそっと外して
「 ゴメンナサイ 」
薄暗い部屋の中 拓哉を見つめ
「 少し 疲れているから 」
断りを入れ 太腿に拓哉の膨らんだものを感じて
「 お口で 大丈夫? 」