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生贄の 人妻
第6章 突然の電話
・・・ 判った 夕飯何か食べて帰るから 心配しないで ・・・・
拓哉のラインを読み 涙が浮かんで来る
ーー契約の為 泥酔した 麻衣を 男たちの前に差し出して
意識の無い体を 男達は 好い様に弄び 麻衣を抱き
麻衣の中へ 代わる代わる 汚い男根を埋め 薄笑いを
浮かべていた姿を 思い浮かべ 悔しさに 惨めさに
受け入れる事しか 出来ない自分に 腹立たしさを
目の前を走り抜ける 景色を塞ぐ窓に手の平で
叩いていた ーー
ターミナル駅に付き 言われた改札へ行くと 大柄な森が携帯で何か話
麻衣を見て 改札へと向かう後ろを 麻衣は小走りで 付いて行く
列車に乗ると 森は厳しい顔でパソコンを開き
何度も画面を変え スクロールを繰り返し
立ち上がって ドアを出て 会話を繰り返し
また パソコンの画面を睨み
立ち上がった時 パソコンを抱え デッキへと歩いて行った
麻衣は黙って そんな森の姿を冷めた目で見て
窓の外の走り去る景色を見つめていた
森がバックに パソコンを入れ
「 降りるぞ 」