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生贄の 人妻
第16章  取り残された 夫達
拓哉は 手帳を取り出して 再生した日付け
名前をメモしようと 胸ポケットのボールペンを・・・

頭から血が下がって来る ボールペンは
森の机の上に 置いたまま 新幹線の
上りはもう無い 麻衣にラインを送った

・・・部長の机の上に ボールペン忘れた・・・

直ぐに返信が

・・・OK 大丈夫よ ♡ ・・・・・

ラインを見て 胸を撫で下ろして
停車駅迄後1時間位 ハードディスクから
古い日付けの物を再生して見た
若い髪の長い娘が 森と樋口、木下に囲まれ
キラキラした目で ビールを口にしている

木下が英麻ちゃん仕事に慣れた? と聞く処から
画像が動き始め 樋口の後ろのテーブルに
ビールの空き缶が 7,8本並び
樋口が 彼氏はと聞くと 英麻は首を振り
俺が彼氏に立候補と 樋口のお道化た言葉で
皆の笑い声が広がり 娘の横に樋口が座ると
肩を抱き 英麻ちゃんの彼氏とお道化
娘も嬉しそうに 体を寄せて 木下の差し出した
ビールの缶を受け取っていた

樋口が顔を寄せて 頬にキスをすると 
やだーーと 体を外し 頬を強くこする素振りに
木下が隣に座って 樋口だと嫌だよなと肩を抱き
英麻は木下の体にすり寄って見せ 笑いが広がり
木下はそのまま麻衣の体を倒して 顔を重ね
英麻が慌てた様に 木下の体を外そうと藻掻き
合わせられた口を外そうと顔を振って足を
バタバタとさせ 膝上のスカートから肌色の
ストッキングの太腿が露になり 樋口は太腿に
手を置き そのまま鼠径部に手を差し込んでいた

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