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淫獄地域枠 リコ先生は村のみんなのお嫁さん
第11章 第10話 鳥取県立片稲花高校野球部と学校医のリコ先生(前編)
「申し訳ないけど研修医と正看護師さんに両方抜けられると僕が過労で死にます。それはそれとして、敷島先生にちょっとした旅行のお仕事があります。地域奉仕枠の研修プログラムでは地域密着型の総合診療医を目指すために学校医研修が必須になっていて、ちょうどいい機会を探していたんだけどようやくその時が来ました」
「へえー、そういえばそんな話高柳さんからされたことあります。学校医研修で旅行って一体?」

 私が尋ねると四谷先生はA4コピー用紙にモノクロ印刷された文書を差し出し、そこには「全国高等学校野球選手権鳥取大会」という大きな文字と会場の名前が印刷されていました。

「これはいわゆる夏の甲子園の地方予選で、ここ中井戸村から一番近くにある公立高校の|片稲花《かたいなか》高校も数年ぶりに出場する予定なんだけど顧問の先生が練習中に大怪我をして来られなくなったので敷島先生に臨時学校医兼顧問代理として同行して貰います。といっても多分1回戦で負けて終わるし勝ったとしても2回戦以降は別の学校医の先生が来るので敷島先生には試合前日から翌日の2泊3日で行って貰う形です。まあお給料貰って野球観戦に行くぐらいに考えといてください」
「分かりました。もし部員が怪我をしても処置できるように頑張りますね」

 片稲花高校は四谷先生が話した通りこの村から一番近くにある高校で、私とは顔なじみのケントくんとその彼女である|中村《なかむら》|千鶴《ちづる》ちゃんも今年度から下宿して片稲花高校に通っています。

 女医である私が男子高校生たちを引率して大会に行くという話にアイカさんは不満げでしたが四谷先生は1泊2日なら秋頃に敷島先生と温泉旅行に行ってくれていいと勝手に約束し、私は球場の近くでアイカさんと四谷先生にお土産を買ってこようと思いました。
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