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淫獄地域枠 リコ先生は村のみんなのお嫁さん
第15章 第14話 山陰大学特撮研究会とリコ先生のヒーローショー(後編
 ヒーローショーの片付けが終わると四谷先生とアイカさんは明日から再び始まる仕事に備えて診療所に戻り、私は特撮研究会の3人を村役場の3階の自室に招待していました。

 彼らを密室であるここに連れてきたのはもちろん、今日この村まで来てボランティアでヒーローショーをしてくれたことへのお礼をするためです。


「3人とも今日は本当にありがとう。この村にはあまり予算がないし、今日はあくまで私が個人的にお願いして来て貰った形なので村からは謝礼金などは出せません。でもせっかく来てくれた3人にはぜひお礼をしたいので、今日はこの部屋まで来て貰いました。という訳で、今から私がこの身体で3人にお礼をします。何でも好きなことをするのでぜひ頼んでください」
「本当ですか!? じゃ、じゃあ……」

 坂本くんと伊集院くんと宮元くんは私の話を聞いてそれぞれ顔を合わせ、坂本くんはスマホで何かを検索すると私に画面を見せてきました。

 そこにはエンペライジャーよりも古い戦隊ヒーローらしい「特警戦隊ガンバスターズ」の公式サイトが表示されていて、キャラクターの紹介ページには「エクスキュート」という名前らしい女性幹部の写真がありました。

 エクスキュートは最近ではあまり見ないセクシーな悪役の女性キャラらしく、胸元が目立つセクシーな衣装を着ていました。

「セクシーな女性幹部だよね。で、これがどうかしたの?」
「あの、これは恥を承知でお願いするんですが……敷島先生にこのエクスキュートの衣装を着て頂けないでしょうか!? 実はこんなこともあろうかと思って自作したコスプレ衣装を持ってきたんです!!」
「あーそういうことね、全然いいよ。着替えるから一応向こうに出ててくれるかな?」
「いいんですか!? すごく嬉しいです、ではどうかよろしくお願いします」

 伊集院くんはそう言うと黒いトランクケースに入れて持ってきていた女性幹部エクスキュートのコスプレ衣装を私に差し出してきて、彼らは要するに私とコスプレエッチがしたいということなのでしょう。

 一応3人に部屋から出て貰ってエクスキュートの衣装に着替え、部屋に置いてある姿見を見ると胸元が若干きついですがセクシーな悪役の衣装は私によく似合っていました。
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