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淫獄地域枠 リコ先生は村のみんなのお嫁さん
第19章 第18話 リコ先生の臨床研修修了式と授精式(前編)
 3月下旬の日曜日、私は朝からスーツを着て村の集会所で開催される式典に参列していました。

「それではただ今より地域奉仕枠研修医の臨床研修修了式を執り行います。進行は私、臨床研修指導医の四谷が務めさせて頂きます。一同起立」

 同じくスーツを着て式典の司会を担当している四谷先生の言葉を聞き、私を含めた集会所にいる全員が座席から立ち上がりました。

 この式典は中井戸村の地域奉仕枠研修医の臨床研修修了式。主賓はもちろんこの私です。

 四谷先生は国歌斉唱と述べると手元のスマートフォンから君が代の音声を流し、集会所にささやかな斉唱が響き渡りました。


「これより中井戸村の芝田村長より敷島理子先生に祝辞を頂きます。敷島先生、ご起立ください。……礼」
「どうぞお座りください。私が敷島先生に初めてお会いしたのは気候も温かな2年前の5月のことでした。敷島先生はこの村にお出でになった初日に私の孫である孝宏のカウンセリングを行ってくださり、敷島先生の温かいご声援のおかげもあって今では山陰大学医学部医学科の地域奉仕枠生として医学生生活を送っております。先生には本当に感謝が尽きず……」

 村長さんの言葉を聞いて、私は自分がこの村で初めて医療行為を施した相手、そしてこの村で初めて奉仕した相手が村長のお孫さんのタカヒロくんだったことを思い出しました。

 医学部受験で心を病んで童貞のまま何年間も浪人していたタカヒロくんはセックスする度に私の身体を全力で求めてきて、その一方で私を落胆させないよう受験勉強にも死ぬ気で取り組んでいました。

 そんなタカヒロくんは私が将来の夫と認めた相手の一人で、今は春休みなのでタカヒロくんもこの集会所に来てくれています。
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