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淫獄地域枠 リコ先生は村のみんなのお嫁さん
第6章 第5話 村のみんなのお嫁さん
3人で競うように部屋に飛び込んできたのはそれぞれ花束を持ったタカヒロくんとマサツグさんとミチタカさんで、彼らは四谷先生が来ていることに一瞬ひるみましたが花束を一斉に私に差し出すとそれぞれ何かを伝え始めました。
「リコ先生、僕実はこっそり山陰大学医学部医学科の地域奉仕枠に出願してて見事合格したんです!! もう東京の医大になんて行かずにずっと鳥取に残りますから、どうか僕と結婚してくださいっ!!」
「リコ先生、僕はもう年の差があるからって諦めるのはやめました!! 一生リコ先生を幸せにしてみせますから、どうか僕と結婚して漁師町で一緒に暮らしてください!!」
「リコ先生、俺はやっぱりリコ先生に奥さんになって欲しいです!! 父さんが生きている間にリコ先生との結婚式を挙げさせてくださいっ!!」
「にゃあっ!? そんないきなり言われても心の準備がっ!!」
「だからこういう事態になると思ってたんだよ!! 敷島先生、これはもう僕が関与できる段階を超えているので後は自分で何とかしてください。大変だと思うけど明日もちゃんと出勤するように」
「そ、そんなあっ!! 見捨てないでください四谷先生ー!!」
四谷先生は修羅場になることを予測してさっさと村役場から立ち去ってしまい、自室に置いていかれた私の目の前では同時に私にプロポーズしようとしたタカヒロくんとマサツグさんとミチタカさんがにらみ合いを始めていました。
「リコ先生、僕実はこっそり山陰大学医学部医学科の地域奉仕枠に出願してて見事合格したんです!! もう東京の医大になんて行かずにずっと鳥取に残りますから、どうか僕と結婚してくださいっ!!」
「リコ先生、僕はもう年の差があるからって諦めるのはやめました!! 一生リコ先生を幸せにしてみせますから、どうか僕と結婚して漁師町で一緒に暮らしてください!!」
「リコ先生、俺はやっぱりリコ先生に奥さんになって欲しいです!! 父さんが生きている間にリコ先生との結婚式を挙げさせてくださいっ!!」
「にゃあっ!? そんないきなり言われても心の準備がっ!!」
「だからこういう事態になると思ってたんだよ!! 敷島先生、これはもう僕が関与できる段階を超えているので後は自分で何とかしてください。大変だと思うけど明日もちゃんと出勤するように」
「そ、そんなあっ!! 見捨てないでください四谷先生ー!!」
四谷先生は修羅場になることを予測してさっさと村役場から立ち去ってしまい、自室に置いていかれた私の目の前では同時に私にプロポーズしようとしたタカヒロくんとマサツグさんとミチタカさんがにらみ合いを始めていました。