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妄想実現SMクラブFiveHours番外編 (短編)
第2章 指南役 優季
ジュンはガラステーブルを部屋の隅に移動させた。それは優季がいつもしていることだった。

その間、優季はジャケットを脱いで、ソファの背もたれに掛けた。そして黒いキャリーケースの側に座った。中にはSM道具がびっしりと詰め込まれていた。すべて自費で揃えたものだった。

ジュンが彼女の近くに同じように座る。

「ジュンさんはどんな風に縛りたいの…?」
優季は手を伸ばし、棒状に束ねられた麻縄に触れていた。

「いつも僕がされる縛り方にしましょう…縄を選んでください…」

ケースの中には、赤、灰色、紫と様々な色の麻縄が入っていた。それは色とりどりの糸の束のように見えた。

彼女は「これだけあれば足りるから…」と麻色の縄束を2つ手に取った。鼻に届けられる畳のイ草のような香りに癒され、床の上に静かに置いた。

黒のキャリーケースを慎重に脇に動かし、彼女の周りに何もないスペースを作った。
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