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妄想実現SMクラブFiveHours番外編 (短編)
第2章 指南役 優季
「そう…ここの…左の二の腕に添えるように…縄を横に伸ばして…」
優季は彼に縛りを教える手前、自身の見える範囲で、縄の行方を見届けたかった。
ジュンの手に握られた縄が優季の指示で、俯(うつむ)く彼女の胸上を横切り、シルクのブラウスにピタリと密着する。縄は右の二の腕に掛かり、彼女の肉体を縁取ろうとしていた。
その後も縛りの実技指導は続き、2束分の縄はしっかりと優季の肉体に巻かれていた。胸の上下に縄が横断し、彼女の体を包み込んでいた。
「じゃあ…縄を解いて…もう1回…」
その指示にジュンが「えっ…」と声を上げる。
優季は彼に背を向けたままだった。
「彼女を縛りたいんでしょう…だったら私が稽古をつけてあげるから…」
ジュンは小さな声で、「はい…」と答えた。
優季は彼に縛りを教える手前、自身の見える範囲で、縄の行方を見届けたかった。
ジュンの手に握られた縄が優季の指示で、俯(うつむ)く彼女の胸上を横切り、シルクのブラウスにピタリと密着する。縄は右の二の腕に掛かり、彼女の肉体を縁取ろうとしていた。
その後も縛りの実技指導は続き、2束分の縄はしっかりと優季の肉体に巻かれていた。胸の上下に縄が横断し、彼女の体を包み込んでいた。
「じゃあ…縄を解いて…もう1回…」
その指示にジュンが「えっ…」と声を上げる。
優季は彼に背を向けたままだった。
「彼女を縛りたいんでしょう…だったら私が稽古をつけてあげるから…」
ジュンは小さな声で、「はい…」と答えた。