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妄想実現SMクラブFiveHours番外編 (短編)
第3章 覚醒した男
汗という心に留めていた、恥ずかしい心配事が、もう隠せなくなることに、息が苦しくなる。シルクの肌触りが肩を抜け、後ろに回された腕にするりと、鎧が外されたような身軽さを感じて、落ちていく。袖口の留めもあっさりと外され、優季のワインレッドのシルクブラウスは、彼が手首の拘束を一瞬緩めた隙に、簡単に奪われてしまう。真っ白なブラの生地が彼女の体を護っていた。
そして優季は自身の素肌に、隠しがたい「M女の証」を見て、さらに動揺してしまう。それは二の腕や胸に付いた縄の痕だった。ねじれた表面の形状が肌に密着して、刻印のような縄模様だった。
彼女は呆然としているうちに、今度は肘を曲げられ、腕をそっと揃えられ、背筋が伸ばされた。今度は彼が彼女に「縛られる構え」をさせた。肩の力が抜けるのを見て、優季が縄を受け入れることを理解し、ジュンは床の上に置いた縄を手にした。
もう慣れた手つきで縄が優季の腕に這わされる。教えられたとおりに3度、縄の輪を作っていた。縄が素肌にスルスルと通る心地よさに、彼女は目を閉じ、首が僅かに反り返った。
そして優季は自身の素肌に、隠しがたい「M女の証」を見て、さらに動揺してしまう。それは二の腕や胸に付いた縄の痕だった。ねじれた表面の形状が肌に密着して、刻印のような縄模様だった。
彼女は呆然としているうちに、今度は肘を曲げられ、腕をそっと揃えられ、背筋が伸ばされた。今度は彼が彼女に「縛られる構え」をさせた。肩の力が抜けるのを見て、優季が縄を受け入れることを理解し、ジュンは床の上に置いた縄を手にした。
もう慣れた手つきで縄が優季の腕に這わされる。教えられたとおりに3度、縄の輪を作っていた。縄が素肌にスルスルと通る心地よさに、彼女は目を閉じ、首が僅かに反り返った。