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妄想実現SMクラブFiveHours番外編 (短編)
第3章 覚醒した男
ジュンは前から優季を抱きしめ、背中に縄を掛け、結んでいるようだった。再び優季の背中がソファに預けられた時には、彼女の左肩に縄が掛かっていた。それは張りを強め、彼女の胸の中央へ進み、胸下の縄に引っ掛けられ、胸がグッと引き上げられた。

「ンンッ…」と高い、甘えたような声を出してしまい、優季はとっさに彼から視線を逸らした。

その間に胸の谷間では縄がクルクルとねじれ、巻き縄の装飾が施され、右肩の方にピンッと張った状態で伸びていた。

優季は彼の肩に額を預け、そのまま力を抜いて、身を預けていた。肩から背中に掛けて、縄が這って行くのを感じ取り、「ハァッ…」と息を漏らし、背中で縄が紡ぎ合わされると、「ンンッ…」と悶え、背を反らし、ソファに身を預けていた。

「できましたよ…優季さん…」
ジュンの言葉で彼女は目をうっすらと開けた。
「できたって…何が…」
重そうな瞼で優季は彼を見つめた。
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