この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
妄想実現SMクラブFiveHours番外編 (短編)
第4章 M女の炎
彼女は彼に丁寧に教えた。そのとおりに、縄が太もも~すねへと脚を包み、指示を守り、脚にも胸縄と同じ閂(かんぬき)縄が通された。これは脚を包んだ外側と股側の縄を絡めて、縄が解けないようきつく固定するものだった。
脚の閂縄が締められ、優季は「ァンッ…」と声を出していた。その恥ずかしさに耐えられず、彼女は彼から目を逸らした。
「まだ縄が余っているでしょう…それを胸に巻いた縄と同じ要領で…膝に近いところを…すねに掛けて縛って…」
優季は自分でそう言いながら、全く身動きが取れなくなるこの縛りの、自身の行きつく先を理解し、肉体の芯が熱くなった。堪らず足を閉じようとする。それをジュンに制止され、さらに縄が脚を包んでくる感覚に、「ァァ…」と悶え、背中をソファに預けていた。
ジュンがしようとしていたのは、俗に言う『M字縛り』だった。左右それぞれの足が一体となり、縛られる拘束だった。
優季はそのまま「じゃあ仕上げは…」と彼に縄の始末(残った縄のまとめかた)を教えていた。彼がその作業を終えると、拘束感を体で感じ、すぐに右足を閉じようとしたが、彼の膝がそれを阻み、さらに右足を広げさせようとする。
脚の閂縄が締められ、優季は「ァンッ…」と声を出していた。その恥ずかしさに耐えられず、彼女は彼から目を逸らした。
「まだ縄が余っているでしょう…それを胸に巻いた縄と同じ要領で…膝に近いところを…すねに掛けて縛って…」
優季は自分でそう言いながら、全く身動きが取れなくなるこの縛りの、自身の行きつく先を理解し、肉体の芯が熱くなった。堪らず足を閉じようとする。それをジュンに制止され、さらに縄が脚を包んでくる感覚に、「ァァ…」と悶え、背中をソファに預けていた。
ジュンがしようとしていたのは、俗に言う『M字縛り』だった。左右それぞれの足が一体となり、縛られる拘束だった。
優季はそのまま「じゃあ仕上げは…」と彼に縄の始末(残った縄のまとめかた)を教えていた。彼がその作業を終えると、拘束感を体で感じ、すぐに右足を閉じようとしたが、彼の膝がそれを阻み、さらに右足を広げさせようとする。