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第8章 唐突に
ピピピッピピピッピピピッ
今日は、いつもよりも寝起きが悪く、
自力で起きるのに時間がかかった。
まあ、たまにあることなので、特に気にも止めずに。
昨日あったことは、
思い出したくもないし、何故か思い出せない。
どうせ今日も、パンにレタス、スクランブルエッグのベーコン焼きなんだろうな。
と思いつつ、いつもどおりの会話をする。
楓 「おはよー」
返事はない。
自分の声が虚しく、階段に響くだけ…
聞こえなかったのかなと、思いつつもう一度言う。
楓 「おはよーー!」
やはり返事が返ってこない。
流石におかしい。
ドタドタと
私は急いで、階段を降りた。
階段を曲がった直ぐそばには、
婚約者がいた。
いや、”婚約者だったモノ”があった。
全身血だらけで、中には、体がばらばらになって落ちていた。
どこからどう見ても、
息をしていない。
こうなると、母が心配だ。
家の中へ、私が寝てる間に、強盗でも入ったのだろうか。
そうなると危険だ。
家の中にまだいるかも知れない。
お母さん!。
どこにいるの?
勢いをつけて、リビングに入る。
お母さんは、キッチンのしたで、ガクガクと震えていた。
私は、何があったのか聞くことにした。
家の状態からして、強盗が入って、
そこで鉢合わせした、婚約者がめった刺しにされた。
お母さんは、婚約者がめった刺しにされてる間に、ここに隠れた。
と、言うところだろうか。
間違っている解釈だと危険だし、一応聞くことにした。
楓 「お母さ・・・」
母 「人殺し人殺し…あぁ!人殺し!来るなあっちへいけ。あぁ!!!ああああああああああああああああああああ」
何を言ってるかわからないが、
かなり小さい声で、ブツブツと何かをいっていた。
今は、状況確認が大事だと思い、
何を言っているかは考えずに、お母さんに問いかけた。
楓 「お母さん!何があったの?」
お母さんは、こっちを見て、
母 「うわああああああああああああああああああああああああああ
   人殺しだあああああああああああああ!!」
といった。
楓 「ッ!!」
私はてっきり背後にいると思い、バッと振り向いた。
だが、当たり前のように、そこには誰もいなかった…
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