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第2章 再婚
楓 「ただい・・・ま・・・・・」
帰ると、知らない人の靴があった。
靴のサイズや、形から推測して、男だな。
と思った私は、少し気になってリビングの方を見てみた。
そこには、お母さんと、知らない人が楽しそうに話していた。
私は、バレないようにそっと自分の部屋に戻り、
いま起きたことを、整理していた。
だれ?あのひと、知らない人だ。
お母さんの再婚相手?いやちがうか
もしかして、仕事かな?きっとそうだ。うん
ガチャッ
出ていく音が、しばらくしてから聞こえた。
このことを聞くのが、私は怖かったのだが、覚悟を決めて下に降りた。
そこには、掃除している母が…髪は、今さっき見たときよりもボサボサになっていた。(いっつもだけど)
楓 「お母さん…」
母 「なあに楓」
楓 「今さっきの人だれ?」
母 「・・・・・」
その日楓は、すべてを察した。
どうりで、床が濡れて、髪もボサボサなわけだ。
こうみえて、私のお母さんは美人だししょうがない。
などと、勝手に結論をつけていると。
お母さんが…
母 「仕事の同僚よ」
楓 「すっごくわかりやすい、間があったね。」
楓 「それに、目も右斜め上を見ている。」
母 「そうだったわね…あなたに嘘は通じない…」
母 「彼はね、私の”婚約者”よ」
楓 「え……………?」
内心やはりと思ったが、もう一つかなりショックを受けた。
母 「私はね、楓がショックを受けると思って…」
楓 「聞きたくない!!!!」
母 「・・・・・」
楓 「もう寝る!」
私は、2階の自分の部屋に戻って、ベットの上に滑るように乗った。
確かにお母さんが言った、ショックを受けるっていうのもそのとおりだと思う。
だけどなんで話してくれなかったの?。
なんで教えてくれなかったの?
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
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