この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
月の裏で会いましょう-revised-
第14章 別れ
「違う、それは違う、昴」

私は食い下がった。私の軽率なふるまいのせいで、以舞のことまで悪く思わせるわけにはいかない。

後を追い、昴が乗り込んだ運転席のドアを叩く。するりと窓ガラスが降りて、茶色い瞳が冷ややかな光を宿して私を見下ろしてきた。


「終わりにしよう。鍵は、捨てていい。荷物は今度、ここに運んでおく」


エンジンをかけ、瞬く間に離れて行くトラックを、私は呆然と眺めた。
/303ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ