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一夜限りでは終わりたくない
第1章 一夜限りの関係
ふわふわと体が浮いて力が抜ける感じがした。
少しして男は耳元で声を出す。
何故かこの男の声は子宮をキュンとさせる。
「どうした…もうギブアップか?…まだまだ付き合ってもらうよ。」
ぐったりと力の抜けた脚を開くように持ち上げ、私の上に覆いかぶさる。
下から見上げた彼の顔は、美しい獣が獲物を狙う表情だ。
そのまま、彼は腰を下ろして私の溢れる蜜口に熱く硬い彼自身を押し付けた。
「挿れるぞ…痛かったら言え…」
熱く硬いものが私の体の中に押し込まれる。
「クッ…お前…狭いな…たまんねぇ」
少しの痛みを感じたが充分に濡れた私のそこは、彼を奥へ招きいれた。
彼の全部が入ったところで、彼は動きを止めたのだ。
「全部入ったぞ…俺の形になじませてやる…それまで動かないから安心しろ」
しかし、彼を咥えたわたしのそこは、自分の意志ではないのに彼をギューッと締め付けているようだ。
このままでは、もどかしくてどうにかなってしまいそうだ。
「お願い…もう…動いて…私もうどうにかなりそう」
「お前…俺を煽るとは…覚悟しろよ」
彼はさらに奥を刺激するようにグリグリと腰をまわして、私の深い突き当りを刺激する。
目の前が白くなるような激しい快感が襲ってくる。
「お前に吸い取られそうだ…俺に絡みついて来るぞ」
彼が大きく腰を動かし、だんだんと動きを速めていく。
「私…あぁ…あっ…あっ…もう…」
パンパンと肌がぶつかる音とともに、ピシャピシャと水音が部屋の中に響き渡る。
そして、突然私の体はブルブルと震え、弓なりに弧を描く
そこで私は意識を手放したようだ。