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朝倉美咲の実習日誌
第4章 十日目〜家庭訪問で父兄と面談しました。
応接間のドアを開けて出ようとすると、ちょうど入ってきた人物とぶつかりそうになる。

「あ、すみませ…」

「えッウソ!!朝倉さん!?」

名前を呼ばれ、相手の顔を見上げるが見覚えがない。

「あの…?」

「なんだ、重道、先生を知ってるのか?」

貞夫が口を挟むと、
「知ってるも何も、うちの大学のマドンナだよ!どんなイケメンが口説いても靡かない難攻不落の城!」
重道と呼ばれた男が興奮してまくしまてる。




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