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朝倉美咲の実習日誌
第6章 十一日目(2)〜朽木先生の前で失態を演じてしまいました。
入った途端に生臭さが鼻をつき、朽木は顔をしかめた。
横一列に並んだ男子生徒たちの制服は前が開いたままだったり、ベルトが緩んだりして全員だらしない。
ふと彼らの足元を見ると、向こう側で布にくるまった何かがモゾモゾ動いている。
「何だ、それは!?」
朽木は生徒を押し退け、不審物を見下ろした。
よく見ると誰か人間をカーテンで包んでいるようだ。
もしやイジメではないかと、朽木はカーテンを掴み剥ぎ取った。
横一列に並んだ男子生徒たちの制服は前が開いたままだったり、ベルトが緩んだりして全員だらしない。
ふと彼らの足元を見ると、向こう側で布にくるまった何かがモゾモゾ動いている。
「何だ、それは!?」
朽木は生徒を押し退け、不審物を見下ろした。
よく見ると誰か人間をカーテンで包んでいるようだ。
もしやイジメではないかと、朽木はカーテンを掴み剥ぎ取った。