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年上主義
第9章 電車通学③
部長の従兄弟がそんな哀しみに暮れているなど知らない僕は上機嫌にバイトに勤しんでいた
もうすぐ夏休み!
社会人の夏休みなんて短いだろうけど…
いつもよりデートの回数は増えるんじゃないかと言う目論み
「内田君、今日も出勤?頑張るねー!」
そう話しかける彼女はポニーテールを夏らしいゴムで束ねて明るく声をかけてくる
「1年は受験なんて考えずに稼げる年ですから!」
「嫌味かっ!天王寺の学力なら3年になったって稼げるでしょ!」
高校3年生の彼女は天王寺の隣の高校に通うバイト仲間
前野亜利砂は頬を膨らませる
もうすぐ夏休み!
社会人の夏休みなんて短いだろうけど…
いつもよりデートの回数は増えるんじゃないかと言う目論み
「内田君、今日も出勤?頑張るねー!」
そう話しかける彼女はポニーテールを夏らしいゴムで束ねて明るく声をかけてくる
「1年は受験なんて考えずに稼げる年ですから!」
「嫌味かっ!天王寺の学力なら3年になったって稼げるでしょ!」
高校3年生の彼女は天王寺の隣の高校に通うバイト仲間
前野亜利砂は頬を膨らませる